万能ツールで性能も十分【ブラック&デッカー マルチツールEVO】のご紹介
大家さんYuTa(ゆた)です。
一戸建てを購入し、リフォームして、賃貸にする大家さんをしています。
一戸建て投資物件の清掃や、DIYを行っています。
今回は、買って良かった電動工具のご紹介です。
ブラック&デッカー マルチツール
今回ご紹介するのは、電動工具のセット、ブラック&デッカーのマルチツールです。
良かった点
・1つで4役
・コスパが良い
・十分な性能
・コードレスで便利
そのため今回ご紹介します。
ブラック&デッカーのマルチツールEVOとは
まず、ブラック&デッカーのマルチツールEVOとは、ヘッドを変えることで、ドライバー・ドリルだけでなく、丸ノコ、サンダー、電動のこぎり、ジグソー、トリマー、空気入れなどなどの、様々な工具として使える電動工具シリーズ。
1つ1つ電動工具をそろえるより圧倒的に安上がりで、収納場所もとりません。
その割に性能はなかなか。
万能工具系は中途半端そうで不安、という方も多いかと思いますが、これはそんなことはありません。
(詳細は後述します)
BLACK+DECKERとは
このマルチツールEVOシリーズを作っているのがブラック&デッカー(BLACK+DECKER)。
日本での知名度はそこそこですが、世界ではとてもメジャーなメーカーです。
黒とオレンジのカラーでおなじみ。
1916年にアメリカで設立されて、いまでは定番のピストル型の電動ドリルを世界で初めて開発したのもブラック&デッカーです。
家庭でも使いやすいものからプロ用工具まで幅広く揃えている世界有数のメーカーです。
(森泉さんもブラック&デッカーを使っていました)
買って良かった点
1つで4役
このセットを1つ買うと、
- 電動ドライバー(ドリルドライバー)
- 丸のこ
- サンダー
- インパクトドライバー
の4つの電動工具が一気に使えるようになる点です。
ヘッドを付け替えるだけで、すぐに切り替え可能。
これ1つ買うだけで、ネジ締め・外し、穴あけ、切断、研磨、ボルト締めができてしまいます。
能力も、詳細は後述しますが、個人のDIYや日曜大工なら十分すぎる能力です。
少し本格的にDIYをしようとしても十分な能力です。
工具の切り替えのヘッドの付け外しもワンタッチで簡単。
付属のバッグに入れて1つにまとめて現地へ持っていけば、すぐに4種類使用できます。
バッテリータイプでコードレス
バッテリータイプでコードレスなのも便利。
持ち運んだ先でコンセントを探さずにそのまま使用できます。
なお、バッテリーは2個付いてくるので、片方を使っている間にもう片方を充電しておけば電池切れで使えないということもありません。
(そもそも1つの電池持ちも良いです)
そのバッテリーは急速充電対応で、40分で充電完了します。
万が一、充電を忘れても1日作業できないなんてことはありません。
このバッテリーについてですが、リチウムイオン電池で、容量は1.5Ahの18V、というのも見逃せないポイント。
そう言われてもよく分からないかもしれませんが、通常DIYで使う程度の電池は1.3Ahの10.8V~14.4Vが多いです。
容量としては大きな差はありませんが、電圧が違います。
電圧が違うとパワーが違います。
電圧が低いと、壁にネジ打ちできないなんていうケースも出てきます。
12Vでも問題はないのですが、ブラック&デッカー マルチツールの18Vは、その11.5倍。
ウッドデッキを作るような固い木に穴を開けたり、インパクトドライバで打ち込んだりするのにも安心できる電圧です。
万能工具系は中途半端なのではと不安な方にも、ブラック&デッカー マルチツールは18Vあり、通常の1.5倍のパワーがあるということで1つ不安を払拭できるのではと思います。
また、リチウムイオン電池を採用しているところも大きなポイントです。
ニカド電池は、大きな力を出すのには向いているため、電動工具のようなものを動かすのには適しています。
しかし、ニカド電池の場合、
- 使っていないと放電が早い
- 電池を使いきらず継ぎ足し充電をすることによって電池容量が減ってしまう
- 重い
などのデメリットがあります。
使い方としては、使用する前に充電する、という使い方になってしまいます。
現地について、作業を始めよう、と思ったら、充電しなきゃ、となります。
一方、リチウムイオン電池の場合、
- 放電量が少ない
- 継ぎ足し充電をしてもメモリー効果(電池容量が減る現象)がほとんど無い。
- 比較的軽い
とDIYerにとってとても使いやすいものになります。
リチウムイオン電池を採用していて使い勝手が良いところも、万能ツールに不安を感じる方の不安の1つを払拭できるかと思います。
なお、リチウムイオン電池のデメリットは、高い、ということ。
ですが、このブラックアンドデッカーのセットは、リチウムイオン電池が2個ついています。
2個もついてこの値段。
バッテリーの観点からもコスパ抜群です。
コスパが良い
上述の通り、リチウムイオンバッテリーが2個付属というのもコスパが良い部分ですが、工具をみてもコスパが良いものになります。
マルチツールを1つ買うだけで、電動ドライバー(ドリルドライバー)、丸のこ、サンダー、インパクトドライバーの4つを使えるようになります、
1つずつ揃えるより圧倒的に安く収まります。
それに、もし電動のこぎりなどの使いたい工具が出てきても、ヘッドのみ追加で買えば使うことができます。
ヘッドの追加アタッチメントは
電動のこぎり、ジグソー、トリマー、電動はさみ
などがあります。
(当ページ後半でご紹介)
バッテリーや本体ベースはそのまま使えてアタッチメントだけ買い足せばよいので、費用も収納スペースもおさえることができます。
収納も、4種類1つずつ買うよりマルチツールの方が、アタッチメントが増えるだけのためスペースをおさえて収納しておけます。
また、マルチツールには付属で収納バッグも付いてきます。
アタッチメントをいくつか追加しても収納できるバッグなので、変わらず1つにまとめておけてスペースをおさえて収納しておくことができます。
1つにまとめてあるので、持ち運びが便利で、アタッチメントを1種類だけ忘れてきたということもなくなります。
コスト的にも、工具箱や工具バッグなどを、あらためて買わなくても付属で付いてくるので、ここでもコストを抑えることができます。
細かい部分ですが、コスパの良さに繋がるところです。
十分な性能
性能的にも、個人DIYerにとって十分すぎる能力です。
以下より各ヘッドについて説明します。
電動ドリルヘッド
電動ドリルは、通常、ドライバーなどで手動で手締めをするところを、電動で締め付けてくれるものです。
右回しと左回しの両方対応。
取り付けはもちろん、元売主さんが付けたものを外すのにも対応できます。
(電動でパワーがあるので楽ちんです)
この電動ドリル、締め付け強さを10段階で設定できます。
木材によっては締め付け過ぎて、ねじ山がつぶれてしまうかもしれません。
適した一定のトルクを掛けてやることで、正常なねじ締めができます。
10段階も調整できればたいていカバーできます。
ちなみに、このヘッドは、クラッチ機能を搭載しています。
そのため、ねじ締めトルクが一定を超えると、滑りを起こして、それ以上締め付けないようにしてくれます。
正回転と逆回転を反転させるスイッチがあり、ねじを締めるだけでなく、抜くのにも便利です。
ドリルのビット(先端)は、ヘッドの頭を締めたり緩めたりすることで、交換することができます。
ビットを固定する部分は、三角のチャックと言われる刃で抑える形になっています。
最初から付属でついているビットはこんな感じです。
ねじ締め用がほとんどです。
下穴空け用ドリルや、ロングビットも付属されています。
先端をドリルに付けかえれば、板の穴あけも可能。18Vなのでコードレスでもパワーに問題ありません。
サンダー
サンダーとは、電動やすりのようなものです。
サンダーヘッドにサンドペーパーを付けて、磨きますor削ります。
(ヘッドとサンドペーパーは固めのマジックテープで付けれるようになっています)
付属していたサンドペーパーは80番と120番。
240番もあるので、より細かい目のサンドペーパーを使うこともできます。
(別売り)
トリガーをオンにすると、ガガーっと震えます。
その振動を利用して、やすり掛けをすることができます。
ヤスリ掛けしたいところに当てれば、削ってくれます。
先端が三角になっているので、すみもヤスリ掛けしやすいようになっています。
電動丸ノコ
丸ノコは、格段に危険な道具になります。
そのため、ブラック&デッカーの丸ノコも、安全面もしっかり考えられています。
刃にカバーがあるのは、どの丸ノコでも同様ですが、さらに、トリガーを引くだけでは動かないようになっています。
横にあるレバーを引き上げながらトリガーを引かないと、丸のこは回転しません。
危険な道具なので、落とした拍子に回転してしまったり、うっかりトリガーに手をかけてしまったり、といった不慮の事故を防ぐように作られています。
安全のために必要なことはきちんと作られており、初心者の安全面も考慮されているため、このマルチツールをおススメしています。
ちなみに、トリガーから指を外せば刃にブレーキがかかり、すぐに回転が止まります。
惰性で回転せず、しっかり回転が止まってくれるので安心感が高くなります。
この丸のこヘッドが切ることができる厚みは、21mmまでとなります。
通常時はこのようにカバーで刃を隠しており、刃になるべく触れないように、下においても刃が傷まないようになっています。
この刃の出具合は調整できないため、21mmより厚くて切れないものは、裏返してもう一回切るといったことが必要になります。
1×4程度(厚み19mm)であれば、1回で切断できますが、2×4(厚み38mm)になると裏返して、もう一回切る必要があるので注意です。
許容外の厚さを切る場合は、一発で切断できないこと、裏返して切断する場合ぴったり切断箇所を合わせないと、切断面がガタガタになってしまうというデメリットがあります。
斜め切りや、ガイドを使った直線切りもできません。
もし丸ノコをメインに検討している場合は、どのように使うかよく検討し、切れる厚みなどに注意して購入を決めましょう。
なお、切れ味は良いです。
私は、この丸のこヘッドで事足りており、不足はありません。
インパクトドライバー
まず、インパクトドライバーと普通の電動ドライバー(ドリルドライバー)との違いは、打撃の有無です。
回転だけのドリルドライバーと違い、打撃と併せてネジを回転させて打ち込んでいきます。
そのため、回転だけよりも力強く打ちこむことが出来ます。
ただ、その力が強いことから、ビスによっては、ねじ切れてしまうこともあるようです。
インパクトドライバーは、打ち込みながら回すので、ねじ頭を外すことがあまりありません。
つまり、ねじ山を潰す可能性が少なくなります。
また、力が入れにくい場所でも、インパクトドライバーの押し込む力により、ねじを打ち込んでくれます。
インパクトドライバーと電動ドライバー(ドリルドライバー)の使い分けについて。
どちらもビスやねじを打ち込むドライバーですが、うまく使い分けないとネジを潰してしまったり、ビットを傷めてしまいます。
電動ドライバーはクラッチ機能がついており、一定のトルクでねじを締め付けることができます。
そのためしっかり力をかけられれば、ネジを潰す可能性は少なくなります。
また、ドリルで下穴などを開ける時は、クラッチが働かないドリルモードで穴開けすることができます。
一方、インパクトドライバーの特徴はその強い打ち込む力ですが、取り付けるビットは原則対応したものでないと使えません。
インパクトドライバーのデメリットは、その力による部材側の破損です。
そのため、力を制限できるドリルドライバの存在は重要です。
本体の便利機能・安全対策
地味に便利なのが、本体ヘッドの上に付いている磁石。
ビットやネジなどを付けておくことができます。
こういった小技が利いているのが、さすが老舗工具メーカーかと。
また、ヘッドに何も取り付けていない時は、トリガーが引けない(スイッチが入らない)仕様になっています。
可能性は低いですが、万が一の事故にも備えられており、初心者も安心して使いやすい設計です。
本体のグリップの下にLEDライトを内蔵しているので、暗所の作業でも手元を照らしてくれます。
コードレスで便利
先述の通り、十分すぎる性能を備えた4種類のヘッドがコードレスで使えます。
コンセント位置を気にせず、使いたいところでその場ですぐに使用できます。
場合によっては、電気を止めている物件や電気を引いていないところでも使用できます。
まとめ&マルチツールの発展性・追加アタッチメント紹介
いかがでしたでしょうか。
個人のDIYには十分すぎる性能を持ちつつも、万能ツールとしての利便性も持ち合わせたブラック&デッカー マルチツール。
1つで4種類の電動工具が使えるようになるので、1つずつ購入するよりコスパがよくて便利です。
持ち運ぶ手間も減らすことができます。
1種類ずつ買うよりコストが抑えられます。
マキタやボッシュなどの職人さん向けの電動工具は1つ1つがなかなかの値段がします。
お財布に優しくないこともありますが、経験の浅いうちは、実際自分がどの工具をよく使うのか見極めにくいというのもあります。
職人さんや懐の余裕が大きい方でしたら良いのでしょうが、使う頻度があまり多くない割に過度なものをすべて揃えていくのはかなりの費用になります。
自分の使う頻度が分からず、すべてプロ仕様のより高価なものを揃えていく前に、
自分がよく使う工具を見極めて、これはよく使うからお金をかけようと判断して買い足していくのがよいと考えます。
また、自分がどの程度のDIYを行うのかにもよります。
プロに近い広範囲を実施し続けるのであればですが、会社員と並行して行う職人さん経験のない方であれば、今回ご紹介しているブラック&デッカーのマルチツールで十分ですし、使いやすくておススメです。
(このマルチツールですら使い切るまでにはいかないかと思います)
経験を積んで、自分のレベルが上がってきたら、その時に、必要なものを見極めて購入されたらいかがでしょうか。
このブラック&デッカーのマルチツールは、ヘッドアタッチメントを買い足すことで、電動のこぎりや、ジグソー、マルチはさみ、空気入れなども使用できるようになります。
発展性の幅も広く、長く使えるツールです。
日曜大工や家庭での使用には十分すぎる能力で、物件のリフォームだけでなく自宅でも使えるお得ツールになります。
その他、追加アタッチメントもご紹介しておきます。
マルチツールの特徴である、ヘッドを交換して別の電動工具を使えるようになることを活かし、セット販売以外のアタッチメントヘッドを知ることで、より広い用途に、便利に使うことができるようになります。
ジグソー
ジグゾーがあると曲線も切れるようになります。
電動のこぎり(ブレード付き)
トリマー
はさみ
オシレーティング
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